2014-11-01 10 月短歌 短歌 秋が通り過ぎてゆきます。 あの頃は世界を愛していなかった それが千一日前のこと 「そうだねえ、ほんとにそうだ。そう思う。そうだと思う。そうなんだよね。」 うたようたようたの故郷は白い月 星と街の灯 かもめよかもめ ベッドで飲む夜のコーヒーはあまい 冬の匂いはそう遠くない そう遠くない。