ソフトウェア
この記事の後編です。 enk.hatenablog.com 前編では、チームが集まるところから始まって、目的を理解し、ソリューションの仮説をストーリーに分解して見積もり、計画を立てるところまで辿り着いた。 最初の計画が立ったら、週次サイクルで開発を進めていく。…
最近、だいぶチームでのソフトウェア開発がうまくなってきたなという感覚があって、どうやっているのか書き下してみる。 前提として、主にB2BのSaaSを作っているので、B2Cだったり、SaaSではなかったりすれば、異なってくる部分ももちろんあると思う。 チー…
この記事は、Uzabase Advent Calendar 2023の10日目の記事です。 昨日の記事は@itsukiyさんの「YAGNIから受け取ったメッセージ」でした。 まえおき 現在僕が所属するユーザベースでは、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーは別の組織に所属して…
『プロダクトマネージャーのしごと』は本当にすばらしい本だった。 邦題にこそ『プロダクトマネージャー』という役割名が入っているが(※原題は『Product Management in Practice』)プロダクトはみんなで作るものであり、ソフトウェアエンジニアである自分…
『アジャイルリーダーシップ: 変化に適応するアジャイルな組織をつくる』(原題: The Agile Leader : Leveraging the Power of Influence)という本を、会社の同僚3名と一緒に翻訳しました。 今日、発売です。 www.amazon.co.jp 僕が愛してやまないジュンク…
この記事は、Uzabase Advent Calendar 2021の25日目の記事です。 昨日は、sefwgweoさんの「Androidアプリのログが正しく送信されていることを担保する」でした! 私たちは、ソフトウェアエンジニアとして、日々チームで成果を届けている。そこには、「(個人…
XP の 5 つの価値のうちの 1 つに「シンプリシティ(シンプルさ)」があります。 このシンプリシティについて、気づいたことがあるので記します。要点は以下の 2 つです。 XP での開発におけるシンプリシティの実現には、「シンプルに実装すること」と「実装…
この記事は、Forgotten practices: The Backlog Priority Game (Zuzi Sochova) の翻訳です。 バックログの優先順位付けは、多くの企業にとってアジャイルの受容におけるもっとも難しい部分の一つです。では、それを正しく行う方法は何でしょうか? 推奨事項…
はじめに 「バックログ優先順位ゲーム(Backlog Priority Game)」について説明するこの記事を読んでいて、「魔法見積もり(Magic Estimation)」という手法に出会った。 agile-scrum.com You can play Planning Poker or do Magic Estimations to get the v…
週 40 時間ペアプロ ここ 3 ヶ月ほど、所属しているチームの開発者全員が常時ペアプログラミングしている。 今やっている開発は、ほぼ、「ケント・ベックの本に書かれている XP」そのまんまのスタイル。*1 プロダクトマネージャが書いたユーザーストーリーを…
『パターン指向リファクタリング入門』の著者である Joshua Kerievsky が昨年の Agile 2016 の基調講演で発表した、「モダンアジャイル」というコンセプトがあります。 modernagile.org InfoQ で紹介されていたり、 www.infoq.com 永和システムマネジメント…
開発者として、スクラムチームでの開発を去年の 8 月半ばから始めたのですが、この 1 月いっぱいでいったんチームから抜けるので、ざっくりざっくり感想をまとめてみます。 前提として、スクラムには 3 つの役割*1があり、それぞれの役割から見たとき、それ…
スクラムチームで開発者をやっていると、開発者としての振る舞いとスクラムマスターとしての振る舞いは違うな、ということを日々痛感します。 開発者をやっていると「スクラムマスターらしい振る舞い」ができない 8 月に認定スクラムマスター研修に参加して…
スクラムは、すべてを明らかにするフレームワークです。 スクラムに取り組むことで、何もかもがスクラムチームのもとに明らかになっていき、(プロダクト開発にまつわる)悩みや苦しみを個人で抱えこむといったことはとても少なくなります。*1 あ……、とは言…
僕が開発者として所属しているアプレッソでは、ソフトウェアエンジニアを絶賛募集中です。*1 事業は(少なくとも、僕が入った 2 年前からあとは)堅調に伸びていて、会社として、個人としてやりたいことも増える一方なのですが、採用活動がなかなか予定通り…
ScalaMatsuri の 2 日目は、一日を通して行われるアンカンファレンスの題目を決める朝会から始まります。 アンカンファレンスというのは事前に登壇者や内容を決めず、参加者がテーマを持ち寄って、有志が発表したり、パネルディスカッションをしたり、議論を…
この土日で開催されている ScalaMatsuri 2016 に参加しています。 http://scalamatsuri.org 日常業務ではほぼ 100% Java を使っていて、Java はそのエコシステムまで含めた総合力ではとてもナイスな言語だと思うのですが、どうしても他のよりモダンな言語に…
こないだ読んだ『Soft Skills』に触発されて、ポモドーロ・テクニックを再開したのだけど、どうもタイマーに若干の不満がある。 いや不満というほどではないのだけれど、ちょっとした改善要望というか、「だったらいいのに」というところがいくつかある。 な…
ひげぽんさん(@HigeponJa)が 3 か月くらい前にブログで紹介して話題になっていた『Soft Skills』を読みました。 d.hatena.ne.jp 結果、たしかにこれはなかなかちょっと他にない本だな~と感じたので、改めて紹介します。 なぜスゴいと思ったのか まず、な…
はじめに このエントリは「地方在住ITエンジニア(元・地方在住も可)Advent Calendar 2015」の 9 日目の記事です。 www.adventar.org また、「アプレッソ Advent Calendar 2015」の 9 日目の記事でもあります。 qiita.com この記事では、私が京都で働いた経…
久々に *1 Java の話。 JJUG CCC 2015 Fall に行ってきました。 JJUG CCC は朝の 10 時から、懇親会まで含めると 22 時までという地味にハードコアなイベントなのですが、初めてフル参加しました! 参加したセッション 参加したセッションは以下の通り。 key…
このエントリは、パッケージソフトウェア開発 Advent Calendar 2014 の 7 日目の記事です。 はじめに 普段、仕事でパッケージソフトウェアを作っています。 具体的には、DataSpider Servista という EAI(Enterprise Application Integration)で、ざっくり…
JJUG CCC 2014 Fall のメモです。 個人的なメモですが、ブログのエントリになっていると何かと使い勝手がよいので、公開します。 感想については別のエントリがあるので、ご興味がおありの方はぜひ。 これからの Java エンジニアの生きる道 過去最高の参加者…
行ってきましたので、参加したセッションの感想など。 あらまし がんばって早起きして、基調講演から、17:00-17:50 のものまで、計 7 つのセッションに参加しました。 K-1 基調講演1 : これからのJavaエンジニアの生きる道 K-2 基調講演2 : Java 2014 将来に…
リモートワークが盛り上がっている 昨今、リモートワークが盛り上がっているようです。 何年も前からリモートワーク推進派の 37Signals はその名もずばり『強いチームはオフィスを捨てる』(原題は『REMOTE』)を出しましたし *1、日本でも KAIZEN platform…
火曜日は、千駄ヶ谷のピクシブさんで開催された RxJava Night #rxjnightに参加していました。 ジャバリアクティブあなたと。 前日までずっと 10 人くらいキャンセル待ちでさっぱり動かなくて、「こら無理やな……」とか思っていたのですが、前日夜あたりにドド…
去る 9 月 20 日(土)に、第八回 #渋谷java というイベントで LT してきました。(第八回 #渋谷java でスレッドダンプについてお話ししました - この国では犬が) あとあと自分で参照したり、スレッドダンプを知らない人に見せたりしたい内容でもあるので、…
『アジャイルレトロスペクティブズ』という舌を噛みそうなタイトルの本があります。 アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き作者: Esther Derby,Diana Larsen,角征典出版社/メーカー: オーム社発売日: 2007/09メディア: …
去年の 11 月から僕が開発者として勤務している株式会社アプレッソが、開発者を募集しています。 パッケージ開発エンジニア募集!SIer出身の方大歓迎!! by 株式会社アプレッソ パッケージ開発のエンジニアがどう働いているか知りたい人、集まれ! by 株式…
「納品」をなくせばうまくいく ソフトウェア業界の“常識"を変えるビジネスモデル作者: 倉貫義人出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2014/06/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る 「納品のない受託開発」を掲げるソニ…