第24章 国際化とローカリゼーション
第25章 標準パッケージ
を読みました。
第24章 国際化とローカリゼーション
恥ずかしながら、「ロケール」という言葉の正しい意味を初めて知りました。
ロケールは、「場所」を定義します。場所は、言語、文化、国などの何であっても良く、プログラムの振る舞いで変更を必要とする習慣に関連付けられたものです。
とのことです。
まあ、言われてみればそういうものですね。文字コードにも影響するし、タイムゾーンにも影響するし。文字コード、タイムゾーン、ロケール、そのへんの関係が整理できてませんでしたが、言ってみれば、ぜんぶひっくるめてロケールの問題ということか。結構広い意味を持った言葉のようです。
そして「ロケールは場所」って言ってるくせに列挙の一発目が「言語」なの、捻れてて良い。
Java のロケールオブジェクトは、実際のところ並べられた3つの属性すべてを持つことができます。
public Locale(String language, String country, String variant)
ただし第三引数は特に「文化」を表すわけではなく、言語と国以外の(ロケールに影響するものなら)なんでも指定できるとのことです。ロケール広い。結局、「プログラムの振る舞いで変更を必要とする」てとこがポイントなのでしょうね。プログラミングのための概念なので、当たり前といえば当たり前ですが。
第25章 標準パッケージ
標準パッケージについては、まあ、便利そうなのいろいろ揃ってるなといったところ。結局実際に使ってみないと、ほんとうに便利かどうかはわかりませんが……。
Javadoc というやつはフォーマットが統一されててなかなか使いやすいと感じるので、使いたくなったらリファレンス読んで叩いてみるってのがかなり気軽にできそうな印象が、Java のライブラリにはあります。
あと AWT(ルック&フィールがプラットフォーム依存)と Swing(ルック&フィールは Java 独自)の2種類用意されてるのは面白いなと感じました。
読了しました
というわけで、読了しました。
脳内に構築できた知識は内容のうち2割くらいしかない気がしますが、それでも実に130ページ *1 分になるし、出だしとしてはまずまずかなという気がします。*2 この本は今後も机上に置いてリファレンスとして活用します。というか、この手の本読むのって、本の各ページ(のぼんやりした画像)への脳内リファレンス作る作業的な趣があります。
あとは、まだちょっとだけどギョームで Java 読んだり、書いたりするようになって、理解もちょっとずつ深まってる感じがします。アウトプット大事。
今は Effective Java も読み始めてたり、『JUnit実践入門』読んだり、『ハッカーと画家』とか『Joel on Software』とか再読してたり、やはりJoelの「プログラマのためのユーザインタフェースデザイン *3」読んだり、あとは『ほんとに使える「ユーザビリティ」』読んだりなどしてます。(なお「プログラマのための~」以外ぜんぶ読みかけ)
今後は、とりあえずその辺の本についてちょいちょい感想とか上げていく見込みです。