この国では犬が

本と芝居とソフトウェア

読み比べたらぜんぜん違うのだろう

もともと 2018 年をふりかえっておこうかと思って書き始めた。

ところが、何か意味のあることを書こうとするとどうしても愚痴や恨み言めいたものになってしまう。
でもそれは本意ではないというか、筋ではないというか、少なくとも公共の場で語りたいようなことではないので、結果としてほとんど何も書くことがない。

こういうときに、人は詩を書いたりするんだろうか。

最近は、小さくて美しいものを見て心をなごませている。

Irene さんという、アメリカ在住で飼っている 3 匹の犬の写真を毎日 Twitter に上げている人がいて、その犬たちの幸せそうな様子を見ては、幸せな気持ちになっている。
犬はありがたいし、Irene さんもありがたい。

古賀及子さんという、Web ライターの人がいて、日常のことをはてなブログで書いている。お子さんのことが多いけれど、それだけでもない。
淡々と日常を綴っているだけで、煌めくような美文というわけでもない。そもそも僕にとって赤の他人の日常である。

でもなぜか、泣きそうになる。
今気づいたのだけれど、この淡々とした文体は、僕が大好きな『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』の高山なおみさんに少し似ているような気がする。

たぶん、読み比べたらぜんぜん違うのだろう。

11 月には 4 回目の舞台に出た。
今年は、職場の人たちも何人か見に来てくれた。

荒れ放題になっていた部屋の掃除をしたら、少しすっきりした。