ふとしたきっかけで、結城浩さんの日記の過去記事が目に留まる。
記事では、「勉強日記を書くときのコツ」として、以下の3つが挙げられている。
- 「当たり前」を書け。
- 自分しか読まなくても、丁寧に書け。
- 「分からない」を書け。
なるほど。*1
「C++プログラマがJavaを学ぶ日記」をふりかえる
というわけで、挙げられた3つを順番に、今までの記事を振り返ってみよう。(まあ、勉強日記は、まだ2つしか書いてないのだけど……)
1. 「当たり前」を書け。
これは、あまり考えずに思ったことを書いていることが功を奏して(?)、意図せずできている部分がある。でも、ほんとうに「これは当たり前だからわざわざ書くまでもないな」と思ったことは、書いていないように思う。「当たり前だよな?」と思ったことを、おっかなびっくり書いている。だいたい間違ってはいないはずなので、それでも十分、「理解の足場」にはなるのだけど……。
これからは、当たり前のことでも遠慮せず書くようにしてみよう。
2. 自分しか読まなくても、丁寧に書け。
これは、そもそもこのブログは公開しているものだから、最低限他人に読んで理解してもらえるような文章を書いたほうがいいし、(あくまで最低限だけど)そうするようにもしているつもり。僕は自分の文章を読むのが得意(?)なので、あとから読んで意味がわからないことはまずない。その点では大丈夫。
URLとかページ数は、注意していないと手を抜いて省略してしまいそうなので、気をつけよう。
3. 「分からない」を書け。
これは、できている。今までの2つの記事を読み返すにつけ、「わからない」や「なんで」だらけだ。たぶんあとから読み返したら常識に思えることも「わからない」と言っていて、きっと恥ずかしい思いをするけど、それでも「わからない」を記すことには大きな意味があると思っている。「わからない」を読み返して、「まだわかっていない……」と思うのも、「いつかわかるはず!」と思うのも、楽しい。
これからも、「わからない」を書くようにしよう。
記事のまとめ
実はこの記事を書いたのは、挙げられていた3つが大なり小なり、案外自然とできているようだったので、気をよくしたからだった。自分の「わかっている」と「わかっていない」を文章に残すことと、それをあとから読み返すことは、ほんとうに理解を深めるのに役立つし、それは「勉強日記の書き方」にも書かれているとおり。
その分時間もかかるので、誰もがそうすべきとは限らないかもしれないし、僕自身、ひたすら読みまくるのとどちらが「効率がいい」かは、まだ判断できていないけど……。
でも、少なくとも、とても楽しいのは事実。
そんなわけで、勉強する人には、勉強日記をつけることをおすすめしてみます。
*1:ここに詳細までは引用しないので、興味のある方はぜひ元記事を読んでみてください。短くて、示唆に富んだ記事です。