2017 年の目標を立てます。
去年は抽象的な目標を立てましたが、今年は一転して具体的な目標を立ててみます。
月に 1 冊以上技術書を読む
昨年は、チームや組織についての本をたくさん読んで(19 冊)、そういった面で、所属しているソフトウェア開発チームにも貢献することができたと思います。
しかし、一方で、(スクラムやリーンなどのアジャイルプロセス関連を除く)純粋な技術書は 4 冊しか読みませんでした。
直近での一番の伸びしろはチームや組織にある、という意識にはいまだ変わりありませんが、この業界、技術力は磨かないとどんどん錆びていきます。
プログラマとして、また仮にプログラマ以外の役割を果たすとしても、開発組織の一員として、技術力を錆びつかせるわけにはいきません。
そもそも、もう 6 年近くもプログラマをやっていながら、基礎だってまだまだな部分もあります。
だから、技術書を読みます。
わかりやすい指標として、月に 1 冊以上。
最低 1 冊、興味や余裕があれば(もちろん)2 冊以上でも可、です。
色々と積読・読みかけの本があります。
軽くリストアップしておきます。(順不同)
- プログラミング言語 Go
- みんなの Go 言語
- Scala スケーラブルプログラミング 第 3 版
- Effective C# 4.0
- 実践テスト駆動開発
- デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ
- エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
- 継続的デリバリー
- レガシーコード改善ガイド
- レガシーソフトウェア改善ガイド
- 暗号技術入門 第3版
- プログラマのための文字コード技術入門
持ってる本だけであっさり 12 冊挙がってしまったのが気になりポイントではありますが……これらの本が読めるのが、楽しみです。
月に 5 回以上演技クラスに通う
12 月から、演技クラスに通い始めました。
月 4 回が基本ながら、特に回数制限はなく何度通っても自由なクラスです。
日、月、火、水の週 4 日で開講されています。(日曜のみ昼夜、それ以外は夜)
せっかくたくさん通える環境なので、たくさん通いたい。
とはいえ、本業もあるので、無理はできません。
だから、ほんの少しだけ背伸びして、月 5 回以上を目標とします。
毎週必ず 1 回、余裕のあるときに追加で 1 回、というペース。
もちろん、それ以上通ってもよし。
がんばります。
本は月 8 冊、観劇は月 6 回程度(まで)にする
やることを増やしたら、何かを減らさないわけにはいきません。
いつでも一日は 24 時間だからです。
色々と工夫のしようはあると思いますが、確実に効果のあるであろうところに手を入れておきます。
本は月 8 冊、観劇は月 6 回程度までにします。
数値は、いずれも前年の 80% を目安にしています。(120 冊 * 0.8 / 12 ヶ月 = 8 冊、91 本 * 0.8 / 12 ヶ月 ≒ 6 本)
「程度まで」という曖昧な言い方は、月ごとの上限は設けず、多少の増減があっても、1 年間で帳尻が合えばよい、というつもりでしています。
本がたくさん読める(読みたい)とき、芝居がたくさん観たい(観るべきものが多い)とき、というのもあるだろうからです。
とはいえ、あんまり偏るとたぶん破綻するので、±1~2 程度を想定しています。
厳選していかにゃならんぞ。
毎月計画してふりかえる
さて、これらの数値目標を立てたはいいのですが、なんとなく生活していると、本当に達成できるか不安です。
だから、毎月計画を立てて、また、ふりかえります。
昨年の後半で、計画の力を信じるようになりました。
本で読んだことも色々ありますがが、スクラムによる開発を経験したことも大きいです。
人は、計画していないことをやるのが苦手。
いざやる段になって何をやるべきか迷っていたら、意志の力を無駄遣いしてしまいます。
根拠を持った計画を立てて、安心してその通りにやる。
結果をふりかえって、改善する。
これをこまめに繰り返す。
こうして書くと基本中の基本ですが、改めて、きっちりやってみようと思います。
ふりかえりと計画は、毎月「最初の休日まで」にやるのがいいでしょうね。
平日に余裕が作れればやってもよし、できなければ、休日の時間を使ってやる。
こういう風に、予めルールを決めておいて、やるときには考えなくてすむようにするのがコツです。(と、スクラムから学びました)
そうやってどこへ行きたいのか
色々とやたら具体的な目標を立ててきましたが、一年の目標としてはやや細かすぎるようにも感じます。
本来は、大きな目標(戦略レベル)をまず決めて、具体的なやり方(戦術レベル)は都度考えるのが筋でしょう。
ところが、ここ数年、戦略が決まらない!
我がことながら、困っています。
いや我がことなのだから、何とかしなさいよ、という話なのですが。
だから、ひとまず戦術レベルの目標を立てました。
ソフトウェア業をうまくやりたい、というのと、俳優業をうまくやりたい、というのが、少なくとも当面の方向性には違いないので、それに資するような目標を。
また、読書と観劇の数を(あえて)減らす、と決めることで、遊びを持たせようとしています。
戦略を立てるための活動に、また戦略が立ったときにその実行のために、時間を使えるように。
丁寧に暮らす
最後に、目標をもう一つだけ。
丁寧に暮らす。
って、何でしょうね。
この目標だけ、あんまり深く考えていません。
具体的な行動にも落とせていません。
ただ、昨年はちょっとギリギリのメンテナンス度でざっくり暮らしすぎた感があって、そこへの反省とでもいうのか。
丁寧に暮らしてみたらどうなるのだろう、という一種の興味というか。
具体的な方法は、これから考えます。
なんとなく、部屋がすっきり片付いていて、運動、瞑想、野菜 350 グラム、心身ともに健やかな、規則正しい生活を送っている、みたいなイメージを持っています。
まとめ
というわけで、今年は以下の 5 本立てでやっていきます。
- 月に 1 冊以上技術書を読む
- 月に 5 回以上演技クラスに通う
- 本は月 8 冊、観劇は月 6 回程度(まで)にする
- 毎月計画してふりかえる
- 丁寧に暮らす
5 つも目標があるというのは多いようですが、一つ一つが小さく、少しずつ関連し合ってもいるので、ちゃんとやればまあ、いけるでしょう。
そういった生活の中で、少しずつでいいので、大きな絵、5 年後、10 年後の目標といったものも描いていけたら、と思っています。